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「当事者の時代」佐々木俊尚著を読んで ーその3ー
著者/訳者:佐々木 俊尚
出版社:光文社( 2012-03-16 )
価格:¥ 998
ISBN-10 : 4334036724
ISBN-13 : 9784334036720
「当事者の時代」佐々木俊尚著を読んで ーその1ーを書いたあと、ご本人宛てにツイートしてみた。すると60~70年代の再評価も、本書の目的の1つというツイートを受け取ったのだった。(こんなインタラクティブな読書経験をできるなんて素敵な時代になったものです)
当時の学生運動の問題意識と精神は再評価されるべき、というのが本書の目的のひとつ>「もやもやとして理解できなかった1960~70年代あたりのことが時代背景とともにすっきりと整理されてくる」/ 「当事者の時代」を読んで http://bit.ly/IalAcl
https://twitter.com/#!/sasakitoshinao/status/193119043132207105
さて「当事者の時代」の理解を深めるために各年代の著名人を並べてみた。するともやもやしていたイメージや時代背景は少し鮮明になった。ちょっとした時代の記憶の断片や読んだ書物の点と点が線となってつながる。そしてなだらかに今につながってくる。昭和時代の描写に補助線が引かれ、曖昧な記憶が具体的な像を結びはじめ、イメージしていた全体像が一段クリアになる。
1950年以前
1932年 石原慎太郎(昭和7年)
1940年 立花隆
1941年 柄谷行人
1946年 猪瀬直樹
1948年 糸井重里
1949年 村上春樹
1950年代
1950年 内田樹、中沢新一、平川克美
1951年 高橋源一郎
1952年 坂本龍一
1952年 村上龍
1957年 浅田彰
1959年 宮台真司
1960年以降
1961年 佐々木俊尚
1971年 東浩紀
ここで列挙したのは表現活動を行なっていて、その著作を聞いたり、読んだりしたことのある人物を個人的な興味と関連付けにもとづいて並べたもの。なので然るべき人物は、人によっていろいろと変わってくるとおもいます。本書は60年代~現在にいたるまでをスコープの範囲に入れているので、こういった視点で眺めなおしてみるのも整理の一助になり新鮮でした。
一息の長いテキストというのはこういう著作のことをいうのだろうな、という読後感を抱きます。
パブーから電子出版もでています。490円という思い切った価格設定。
「当事者の時代」佐々木俊尚著を読んで ーその1ー
著者/訳者:佐々木 俊尚
出版社:光文社( 2012-03-16 )
価格:¥ 998
ISBN-10 : 4334036724
ISBN-13 : 9784334036720
ハイコンテクストな日本の社会も昭和の遺産となる日がくるのかもしれない。本書を読んだ時の初期に抱いた第一印象だった。
バックグラウンドを共有している濃密空間を前提としたハイコンテクストな世界は、多様化した価値観、世界観を前提とした社会では成り立ちにくくなって行くように思える。
多様化したメディアを楽しむ世界になりつつある、いくつもの小さいグループができて、バックグラウンドは共有されにくい。そんなときにハイコンテクストな社会は特異なものになっていくのではないかと。しかし、行動様式は簡単にかわるわけではなく、ネット上のはてな村の例が紹介される。
「当事者の時代」(佐々木俊尚著)を読み始める
著者/訳者:佐々木 俊尚
出版社:光文社( 2012-03-16 )
価格:¥ 998
ISBN-10 : 4334036724
ISBN-13 : 9784334036720
@sasakitoshinaoのキュレーションツイートは日々の楽しみだ。ちょっと目を引く情報、巷の気の利いた話題、「えっ!」と驚くような興味を引く話題を織りまぜて教えてくれる。ちょっとした気分転換にもいい。最近のツイートから「当事者であること」、がキーワードとして浮かび上がっていた。
震災やニュース、原発などを話題にするときに当事者性を保ちながらの発言がネット時代にはしっくりくる、ちょっと違う言葉で置き換えるならば等身大、身の丈にあった、とでもいえばいいだろうか。自分が生身の体で感じていることから距離を取り過ぎることなく、言葉を発すること、それを当事者というキーワードに集約することで説明するのであろう、という目測を読みはじめる前に立てていた。
さらにツイッターやSNSなどのITの視点を加えて語るものだろうと勝手な先入観で読み始めたのだが、冒頭でこの淡い期待は裏切られる。「当事者の時代」はねっとりとした羊羹のような濃い昭和の時代からはじまる。
クラウドサービスのDiigoが便利 その2
- 2012-03-01 (木)
- 日々雑感
前回はBookmarkとしての使い方を書いた。
今回はメモ帳というかノート機能について。

最近はHTMLモードでメールを書くことも増えた。使い慣れるとハイライトもできるし、色分けもできるし、箇条書きもきれいに表示してくれて便利なことこの上ない。
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